ZAIPA BLOG

ザイパブログ

頑張る会社をもっと強くする!節税ブログ

2020/11/05

キレる税理士事務所はチェックする?前の税理士事務所の決算書のポイント

ザパトくん
イムちゃん!今月から新しい担当先が増えるから、よろしくね。
ちなみに税理士変更で来てくれたお客様だよ。

イムちゃん
税理士変更ですか?お客様が増えるのは嬉しいことだけど、過去の処理が気になります・・・確認すべき点はありますか?

ザパトくん
「勘定科目内訳書」を見ると良いよ。以下の3点をチェックしてみよう!

①    現金が100万円単位で計上されている
②    社長貸付(短期貸付金)が多いが、役員報酬が少ない
③    売掛金が年商に対して多い

イムちゃん
たしかに、①は飲食店などの現金商売以外ではあまり見ないですね・・・。
手元に100万円も現金があるなんて、普通はありえないです。

ザパトくん
現金が多い=(預金から引き出した現金のうち)経費になっていないorできない支払がたくさんあるのでは・・?と思ってしまうよね。
しかも、実際に現金がないであろうにも関わらず、現金として計上したままにしているところがちょっと問題。

ザパトくん
これは②に対しても同じこと。社長貸付が多い=領収書を出せない支払が多く発生しているかも?と推測できる。

イムちゃん
しかも貸付が多いのに役員報酬が少なければ、“社会保険料を少なくするため”とも捉えられますよね。

イムちゃん
過度に低ければ、それだけの収入では生活ができません。その結果、会社から出金せざるを得なくなってしまうのでしょうね。

ザパトくん
そう。だけど会計事務所としては当然プライベートの支出を経費にはできない。だから仕方なく「社長貸付金」に集約させているというパターンだね。

ザパトくん
ここが、社長さんの認識と一致しているかどうかがポイント。社長さんに伺うと「経費になっていると思っていた!」なんてこともあったりするよ。

ナズさん
じゃあ③はどう?売掛金が年商に対して多いと、どういうことが考えられるかな?

イムちゃん
例えば月末締め翌月入金の取引先の場合、期末に残る売掛金は通常1か月分。なのに、3か月分も残高がある、みたいなことですよね。

イムちゃん
取引先が破産してしまって、回収できない売掛金があるのでしょうか?

ナズさん
そうね、確かに回収不能の取引先の売掛金が貸倒処理されずに残っていることがある。決算の時に、売掛金の残高をきちんと確認できていないケースだね。

ナズさん
売掛金の回収日数※から未回収分が想定できるので、社長さんの感覚とズレがないか一度確認してみると良いよ
※売掛金回収日数=売掛金÷年商×365日

ザパトくん
さらに、利益がでている会社であれば、この売掛金を貸倒処理することで節税になることもある。貸借対照表をよく見てみよう。

イムちゃん
あの・・・あまり疑いたくはないけれど、決算書の数字を良くするために粉飾決算をしている、ってことも考えられますか?

ザパトくん
そうだね、残念ながらそのケースもある。過去の決算書を今更訂正することもできないから、売掛金がずっと残ってしまうことになるよ。

ナズさん
結局一番大事なのは、何か問題があったとしても、会社と税理士事務所がきちんと「共通認識」を持っているかどうかじゃないかな。

ナズさん
社長さんから内容をお聞きしたときに、貸借対照表に自分の分からないものがある・・・なんて時は注意をした方がいいと思うよ。

ザパトくん
どのお客様でもそうだけど、年1回でもいいから、「貸借対照表」「勘定科目内訳書」を見て、社長さんにきちんと確認して認識していただくことが大事だね。普段は損益計算書を重視しがちだけど、果たして正しい残高の決算書になっているかな?

イムちゃん
ザイムパートナーズでは決算の際には必ず、確定前の「貸借対照表」と「勘定科目内訳書」を一緒に確認しながら打合せさせていただくので、安心ですね!

解説動画もぜひご参照ください!

CONTACT

経営のこと、税務のこと、労務のこと、
お気軽にお問い合わせください。