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頑張る会社をもっと強くする!節税ブログ
(参考:名古屋国税局法人課税課)
税務調査をしたら、6割近く不正をしているなんて、多すぎますね・・・
(参考:国税庁)
名古屋国税局管内でワースト1位だった外国料理は、全国で見ても46.7%でワースト2位ですね。全国的に不正が多い業種と言えるのですね。
名古屋国税局管内で、外国料理は前年は圏外だったのに、今年は1位。急激にお店が増加しているのかしら。
ちなみに、黒字申告の割合も発表されたよ。
(参考:名古屋国税局法人課税課)
それでも、黒字申告法人の割合は年々増加していて、8年連続上昇しているよ。ちなみに名古屋国税局管内の法人の黒字申告割合は全国平均よりも上昇しているね。東海圏は堅実な会社が多いと言えるかもね。
黒字申告割合 | 平成29年度 | 平成30年度 |
名古屋国税局管内 | 34.7% | 35.0% |
全国平均 | 34.2% | 34.7% |
いったいどんな方法で不正をしていたのでしょう?
レジを一旦通しても、その記録を取消処理して、売上を抜くパターンも考えられるね。レジロールの取消履歴は、調査官としては気になるポイントでもある。
実在していない人は当然アウトだけど、働いていない家族にお給料を出すのもダメだよ。
あと、脱税ではないけど、飲食店の税務調査で100%チェックされるのが、「まかないの食事」かな。
タダで食事をさせている場合は源泉徴収をしないといけない。食事手当を払っているのと同じ扱いとされるわけだ。
①役員や使用人が食事代の価額の半分以上を負担している事
②役員または使用人に支給した食事について、使用者が負担した金額が一か月あたり3,500円(税抜き)以下である事
(食事価額-役員や使用人が負担している金額)
これは、事前通知しないことで、お店に隠す時間を与えないためだね。
税務署が、その会社が「仮装」または「隠ぺい」をしたと判断すると、重加算税という、重い罰金もついてくるよ。
重加算税の税率は、なんと最低でも35%。通常、過少申告加算税の10%~となるところ、25%の加算税が余計に課されることになるよ。
脱税は、当然違法行為。追徴課税が多額になったり、最悪の場合、逮捕されることもあるよ。
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