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【ザイパブログ】ザイムパートナーズスタッフのブログ

2017/10/15

国税庁の統計とザイムパートナーズ

先日、国税庁が28年度の民間給与実態統計調査の結果を発表しました。世の給与相場を知る意味では、貴重なデータです。

細かい分析はさておき、私が毎年必ず見る数値は、次の正規従業員の年収データです。非正規雇用者(パートタイマー、アルバイト、派遣社員、契約社員、嘱託等)を除くデータとなっているので、いわゆる正社員の年収ということになります。

性別 平均年収 平均年齢 平均勤続年数
男性 540万円 46歳 14年
女性 273万円 46歳 10年

※千円未満、1年未満は四捨五入しました。

 

男性と女性で差が出るのは、いわゆる一般職・総合職のコースの違いがあることと、女性は出産等の事情でキャリアが中断される(子育てで相当の年数を経た後に再就職をする)ことや、育休等の復帰後も勤務時間に制限がかかること等が原因と考えられます。数年置いての再就職や時間限定の勤務スタイルへの変更は、やはり年収を大幅に下げてしまうことが通常ではあります。

 

ですので、男女問わずに同じ業務をする会社で、社員が長く継続して勤務することを前提とする会社であれば、男女問わずに男性の平均年収を意識すべきだと思います。同じ職務・能力・経験であれば、給与は同じになるはずだからです。

 

上記は、いわゆる大手企業も中小企業も混ざった数字になるので、中小企業の水準は少し下がることは否めないでしょうが、上記以上の待遇であれば一般の中小企業よりは待遇面で優っていると考えても良いと思われます。

 

先日、あるお客様との打ち合わせで社員待遇の話題になり、そのお客様は『上場企業に劣らない待遇を目指す』と語ってくれました。自社で勤めることに社員が胸を張れる処遇を実現しようとされています。

 

自分も同じように進みたいと思いました。中小企業として問題ない水準ということに満足してはダメだと、打ち合わせ後に考えさせられました。

 

頑張ってくれる社員に、相応の処遇をする。当たり前のことを追及していきたいです。逆にいえば、頑張らない社員がいれば、そこへの配慮はしないということになります。なぜなら人件費の原資は、どんな会社であれ限られており、その限られた原資を誰に配分するかということが会社の処遇方針となります。

 

頑張っても頑張らなくても、等しく処遇されるのであれば頑張る社員はアホらしくなります。処遇が同じなら頑張らない方を誰もが選びます。頑張らずに儲かる方がラクですからね(苦笑)。

 

では、頑張るヒトとはどういうヒトなの?ということになるわけですが、ザイムパートナーズでは、先週のミーティングで頑張るヒトの定義をスタッフに伝えました。

 

①お客様との出会いを楽しめるヒト

➁他のスタッフが困っていたら自ら助けるヒト

③教えることを率先するヒト

④できることを増やしていくヒト

 

税法が分かる人とか、事務処理が早いヒトとかではないです。それは結果の一つであって、そこを求めているわけではありません。成長を志向する会社組織として必要なヒトは上記の?〜?を目指す人だと、私は考えています。

①〜④を目指し、努力しているヒトに適切な処遇をしていく。これだけを今は考えています。ここからブレると頑張らないヒトの居心地が良い会社になります。ちなみに①②③④は、いずれも必須と考えています。

というわけで、頑張るスタッフの写真です。イイ笑顔です。皆が笑顔でいられる会社でありたいです。そして、もう少しにぎやかにしたいですね。頑張るヒトがたくさんいる会社を目指します。

 

 

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