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【ザイパブログ】ザイムパートナーズスタッフのブログ

2016/01/09

長所が、ずっと長所であり続けるために

新年あけましておめでとうございます。おかげさまで、2016年も忙しくなりそうな感じです。いろんな機会をいただくことができ、新しいことに自然に取り組めることを素直に喜び、仕事ではあるのですが、楽しんでやっていく1年にしたいと思います。

 

また、新しい取り組みを自ら創り出していき、そのなかで成果を出していきたいです。望む結果を、新しい試みから創りだしていく。そこから逃げないようにしたいですね。

 

そんなことを考えながら、動画を撮ってみました。これも自分のなかでは、もう一進化させないとダメですね。いつも同じことを語っていては意味がないので、視点・切り口を変えた話をしたいですし、どうお話すれば聞きやすいかなという、自分の話し方を見直す機会としても、動画を活用していこうと思います。

 

今回は、長所がずっと長所であり続けるために、というテーマです。最近感じているのですが、長所・短所の 自己評価と、他人が思っているその人の長所・短所って違う気がしますし、そもそも長所と短所は裏返しの関係であり、長所は見方を変えると短所でもあります。例えば、真面目さが長所の方に、『あなたの短所は何ですか?』と聞くと、『融通が利かない・頑固』と答えるのではないでしょうか?飽きっぽい方の長所と言えば、物事を引きずらない・新しいことが好きとなるでしょう。飽きっぽいのは一見すると短所ですが、見る視点を変えれば長所になります。

 

その人が自分の長所と考えている点に固執し続けると、第三者から見れば短所を増長させているようにしか見えないということも起こり得ます。長所と短所は表裏一体の関係だからです。また、短所だと思っていることが、別の場面では評価されているということもあります。そういう視点で考えると、長所・短所は本人ではなく、評価する第三者の状況次第でどちらにも変わってしまうのです。

 

長所が、逆に短所と評価されないためには、自分の長所を意識しつつも、その長所にこだわらない。そういう視点が必要なのだと感じています。新しいことに取り組むことの最大のメリットは、自分の思い込みを無くすことなのでしょうね。これも意外とできるじゃんという、新たな長所を作り出せれば、その人の今の長所が更に輝くのだと思います。自分の現時点の長所を、永遠に長所だと評価してくれる場所を探すのは無意味です。評価する第三者の価値観は不変ではないですし、評価者自体も外部から変化を求められるからです(少なくともビジネスの現場は、そういうものです)

 

あなたの長所を輝かせるためには、長所にこだわってはいけない。税理士だからといって、税理士のカテゴリにこだわって仕事しているだけだと、税理士としての良さが埋没してしまう。そう感じている2016年です。変化を許容する力が、益々 求められていくのだと感じています。

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