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【ザイパブログ】ザイムパートナーズスタッフのブログ

『組織とは、経営者の個性だ』誰の言葉かは知りませんが、この言葉が好きです。

 

逆にいえば、個性のない、民主主義的な集まりは(ビジネスにおける)組織ではないとも言えます。中小企業の経営者はワンマンとよく言われますが、組織とはそもそも、そういうものではあります。

 

大事なことは、その個性会社を持続させる可能性が高く、②持続するなかで社員の処遇(弊社では投下時間に対する年収を重んじます。)が向上していく。この2点であり、個性が強烈とか独特とかは、どっちでも良いのだと思います。①②が実現できれば、それはその個性が有益だということになります。

 

あくまで①ありきの②で、③が先行することは原則ありません(やっても良いが会社は潰れる)①を実現するために必要なこと。それは『外に向かう』ことを継続することです。中(社内環境の整備)に向かうことは必要ではありますが、そこだけを追っているとコストが増していくだけです。

 

外と中に同時に向かう。これが必要なわけで、経営者というのは2つのエンジンを持つことが必要だなと痛感しています。感覚的には外が6割、中が4割かな?と思います。理由は、やはり外に向かうということは売上が増えるわけで、売上が増えてお金が増えれば、ある程度のことはお金で解決できるからです。それは会社だけではなく、社員にも同じことが言えます。子供の教育資金は分かりやすい例ですが、お金がないとどうにもならないことは現実としてあります。

 

ある弁護士さんから15年くらい前に教えてもらった言葉ですが、『売上は全てを癒す』。これは名言だなと思います。経営者は、悩んだら売上を増やす方向に向かう。売上が増えるということは、端的に言えばその会社のファンが増えるということです。間違いなく良いことです。

 

だから、中だけに向かう組織よりは、外に向かう比重が多い組織の方が良いわけです。組織というのは継続してナンボですから、持続可能性の高い選択をすべきで、その選択肢は経営者の個性に依存するということでしょう。

 

『じゃあ、あなたの個性は組織に有益なの?』と問われれば、会社として売上と社員の処遇が良くなっているのであれば、有益なのだと判断しています。少なくとも無益ではないかな(苦笑)。万人に受ける個性ではないけど、自分の最大の個性である『負けず嫌い』はワルくないと思います。

 

知らないことがあるのは悔しいし、できないことがあるのも悔しい。他者との比較ではなく、今の自分と理想の自分との狭間で悔しいと思うことは多いです。そこが自分の付加価値の源泉だと思っています。

 

いろんな社長さんと、税理士・社会保険労務士としてではなく、『経営者』として自分の個性・価値基準で率直にお話しさせていただく場面も増えるなか、社長にはご自身を卑下してしまう時期もあるかと思います。自分が悪いのではないか・・・。自分ではダメなのではないか・・・。と苦悩する。

 

でも、卑下する必要はないのです。社長の個性そのものが付加価値であり、会社のエンジンなのです。エンジンを止めることなく、ゴールである??を実現すれば、その個性は『持ち味』です。欠点ではありません。

 

恥ずかしながら、数多くの失敗事例が弊社にもあります。それをお客様と共有していける税理士・社会保険労務士事務所でありたいです。お客様と悩みを共有できる関係でありたいと思います。

 

休日に好きなアーティストのライブをyoutubeでかけ流しながら、仕事をしていたら、ふとブログが書きたくなったので書いてみました。ワルくない休日です。ちなみに、採用面接をするときに『好きな音楽やバンドって何かある?』と聞くことがあります。そこに、そのヒトの個性が滲み出るなと思うからです。

今日、見ていたライブはこれ↓です。かっこいいです。1時間4分くらいの曲が熱くて良いです。個性が際立っていて良いです。歌えるチェリスト(チェロを弾く人)ってなかなかいないよね。それを支えるバンドメンバーも個性があって素敵です。良い組織だと思います。アーティストもビジネスですからね。ファンがいてナンボです。

 

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