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頑張る会社をもっと強くする！節税ブログ

2015/11/28

2015/No.12　国税庁の統計から知る、社員の年収

: 頑張る会社をもっと強くする！節税ブログ

国税庁の発表している民間給与実態統計調査結果によると、平成２６年の平均給与は４１５万円（給与年収３５０万円　賞与５６万円）です。これは、会社役員・パート・正社員（いわゆる給与所得者）を合わせた平均値になります。女性は、パート等の非正規雇用の割合が高いため、統計では男性より低い水準になっています。正社員の年収を考える際は、全体平均を参考にした方が良いでしょう。年収に対する賞与の比率は、男女平均で１７．７％です。月換算しますと賞与は２．５カ月分になります。ちなみに平均年齢は４５．５歳で勤続年数は１２年となり、自社の給与が大企業も含めた世間相場と比べて、高いか低いかの目安とすると良いでしょう。

	①	②	①＋②
	平均給料	賞与	平均給与（年収）
男性	4,336,000円	808,000円	5,144,000円
女性	2,361,000円	361,000円	2,722,000円
全体平均	3,526,000円	625,000円	4,150,000円

なお、資本金２，０００万円未満の会社での統計は、下記のとおりです。上記の８５％ほどの水準まで下がります。平均年齢は４７．５歳で平均勤続年数は１１年となります。中小企業としては、冬のボーナスの水準をどうすべきか悩まれる時期かと思いますが、参考になると思います。

	①	②	①＋②
	平均給料	賞与	平均給与（年収）
男性	3,943,000円	323,000円	4,267,000円
女性	2,178,000円	161,000円	2,339,000円
全体平均	3,264,000円	261,000円	3,525,000円

また、業種別の平均給与（年収）は、以下のとおりです。参考にしていただければと思います。

1	電気・ガス・熱供給・水道業	6,550,000円
2	金融業，保険業	6,100,000円
3	情報通信業	5,930,000円
4	学術研究，専門・技術サービス業、教育，学習支援業	5,070,000円
5	製造業	4,880,000円
6	建設業	4,600,000円
7	運輸業，郵便業	4,160,000円
7	不動産業，物品賃貸業 ? ??	4,160,000円
9	複合サービス事業	3,880,000円
10	医療，福祉	3,790,000円
11	卸売業，小売業	3,540,000円
12	サービス業	3,420,000円
13	農林水産・鉱業	2,900,000円
14	宿泊業，飲食サービス業	2,370,000円
	平均給与	4,150,000円