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【ザイパブログ】ザイムパートナーズスタッフのブログ

2018/02/09

読んだ本の感想を語る『1分間孫子の兵法』

初めまして。ザイムパートナーズ 税務チームスタッフの岡崎ユウタです。2017年10月に入社しました、どうぞよろしくお願いします。ザイパスタッフの登竜門(?)本を読んで語ってみるのコーナーです。いろいろやっております。


 

今回は、『1分間孫子の兵法』という本をご紹介させて頂きます。

孫子という言葉は、これまで、色々な場面で耳にしたり、目にしたりしてきました。様々な著名人、経営陣、将軍が孫子の言葉を学び、それぞれの環境に活かして役立てています。今から2500年も前の本が現代に受け継がれているというのを考えると、驚愕ですね!

この本の著者である斉藤孝氏は、「戦争だけでなく、企業競争や経済戦争は人間が引き起こし、人間が遂行するものである。勝つためには、技術の進歩を超えた普遍的な人間学が必要となる。その手助けをしてくれる本」と説いております。だからこそ、2500年前に書かれた本が現代に継承されているのだと思います。

そんな著名な本ですが、現在、私は税理士試験に取り組んでおりますので、税理士試験に勝つための3つの兵法と勝手に題して解説してみました。

 

①彼を知りて己を知れば百戦あやうからず

意味は、敵と味方の実情を熟知していれば、百回戦っても負けることはない。敵情を知らずに味方のことだけを知っているのでは、勝ったり負けたりして勝負がつかず、敵のことも味方のことも知らなければ、必ず負ける。ということです。

敵=税理士試験に置き換えますと、過去問で出題を把握して、予想問題や一斉答練にて己を知るということが試験の合格に繋がると思います。

また熟知という表現ですので、時間を費やす必要があると思います。

 

➁塗によらざる所あり。軍に撃たざる所あり。城に攻めざる所有り。地に争わざる所有り。

端的に言いますと、「やる必要のないことをやってはいけない。」ということになります。

試験でも落とせない問題と投下時間に対する配点が見合わない問題が出題されます。その出題に対して判断する目を養うことが大事だと思いました。

 

③衆を治むること寡を治むるが如くするは、分数是れなり。衆を闘わしむること寡を闘わしむる如くするは、形名是れなり。

「今日の勝敗は、日々の勝敗の成果である。」と言っております。一朝一夕では成せないのが、税理士試験だと感じておりますので、合格に向けて一日一日を大切に過ごしていきたいと思っております。

 

今回は3つに絞ってご紹介しましたが、他にも心惹かれる言葉が多々ありました。皆様も機会がありましたら、お手に取ってみてはいかがでしょうか?

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