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【ザイパブログ】ザイムパートナーズスタッフのブログ

2016/05/08

先輩・上司の義務やらセミナーやら

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ゴールデンウィークも今日でお終いかな?。5月18日のセミナーのリハと読書の日曜日を過ごしています。

一度やっている内容ではありますが、改めてやってみると難しいですね。以前と伝えたい内容が微妙に変わっていたりもしますし、前回のリハを撮影した動画を見ていると、自分の話し方が下手ですね(苦笑)。頑張って直します。今回のセミナーも、おかげさまで満席となりホッとしています。遠方から来られる方もいらっしゃるようで、気合いが入りますね!

自分本位な話し方をしているなと反省しつつ、過去にとらわれていても無意味なので、反省して行動を変えたら即忘れるという感じで、最近は物事を進めています。反省する時間は最小限で良い。あとは行動を変えれば良いのです。問題は行動を変える時間を、どれだけ最大化できるか。つまり継続できるかでしょう。

継続しないと、変化は外部からは見えない。見えない変化は、外部に影響しない。

つまり、何かを変えたければ、自らの変化を継続して示す必要がある。これがすごく重要で、口で言っているだけでもダメなわけです。ヒトは分かりやすい行動・結果でしかヒトを判断しません。(判断するヒマがないともいえます。皆、自分のことで精一杯だから・・・)

分かりやすくないと、変化は感じてもらえません。だから目に見える行動・結果だけを重視する。反省の時間は最小限で良いと考えています。

もっとも、それは自分ひとりのことだけであり、上司としては、同じことを部下に求めてはいけません。部下には部下の考え方もあるので、それを否定することはいけない。上司は押し付けてはいけない。自然に憧れる上司にならなくてはいけない。そんなことをセミナーリハをする傍ら、写真の本を読んで反省してました(苦笑)

憧れるまでいかなくとも、このヒトのいうことはワルくないと受け止めてもらえるような上司でなければならない。これは、社長はもちろん、ある程度の年齢に達した人はそうでなければいけない(敢えて断言します)。

自分ひとりでなんでも完結させる自営業者(というよりフリーランス)であれば、別に気にする必要はないのでしょうが、成長を志向する組織に身を置くヒトならいずれは上司となるわけで、部下や後輩に、あれこれ説教する前に、自分は上司・先輩たる行動をとっていますか?という命題と向き合わないと居場所がなくなります。もしくは、組織の成長が止まり、それは最終的にはそこに帰属する人の成長(もっといえば人生)を阻害します。

それは、幸せではないですよね。ボクはイヤだなと思います。

この本は、一人でも部下・後輩がいる人にはぜひお勧めしたいです。やはり、上に立つ人には上司たる説得力がないと、部下は心のどこかで受け入れなくなるのでしょうね。ハイハイ、とその場をスルーするようになる。喧嘩をするならまだしも、面倒くさくなって辞めてしまうことになる。

単に年齢や経験が上ってだけでは説得力がないし、実際に過去の経験値の重要性って年々下がっています。その程度の経験ならネットでググれば良いという時代になっています。ましてや年齢って、単なる肉体の使用経過年数ともいえます。価値の基準とするのはおかしいわけです。若い人でもスゴイ人ってたくさんいます。

端的にいえば、後輩の成長に付き合うことのできる先輩でないといけない。後輩の成長を強いる前に、自分の先輩力はどうなのですか?と問うことが必要なのだと思います。それがイヤなら、単に仕事を処理するだけの職人になる。その代わり、その仕事では誰にも負けないという技量が求められます。

ただし、会社がその技量を必要としなくなった瞬間に居場所をなくすことになります。なくしたときには、それなりの年齢になっていて、次の居場所を同じ待遇で見つけることは困難になります。何だかんだいっても勤続年数と待遇は、日本では概ねリンクするものです。

ちなみに、この本(年上の義務)での先輩力のポイントは、?愚痴を言わない?いつもご機嫌?威張らない の3点だそうです。?が意外と難しいのですよね。自分もできてないポイントです。ご機嫌でないと相談しにくい。相談しても、しかめ面されたら後輩は萎えますよね。

先輩力、大事です。

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