ZAIPA BLOG

ザイパブログ

【ザイパブログ】ザイムパートナーズスタッフのブログ

 

ありがとうをカタチに

『私たちは、明るく、はきはき、気持ちよくありがとうと言える良好な人間関係を築きます。』

 

チームザイパ

『私たちは、一人ひとりの経験とノウハウをザイムパートナーズの財産として共有し、互いに思いやりの心をもって協力します。』

弊社のCREDOに書いてあるVALUE(ザイムパートナーズで仕事をするスタッフの行動方針)に、上記があります。最近、思うのですが、感謝ができるというのは、それだけで才能だと思います。

やってもらって当たり前。

助けてもらって当たり前。

もらえて当たり前。

残念ながら、ヒトはわがままで、自分の今が誰かの『目に見えない行動』により自分が支えられていることに気が付かないものです・・・(もちろん、私自身も含めてです)。

会社であれば、朝出社して、当たり前のようにポットにお湯が沸いていること、それ自体が誰かが、誰も見ていないところでやってくれているわけで、自動的に付与されるものではありません。また、愛知県は親元で同居するヒトが多く、家をでない限り親が面倒をみてくれます。場合によっては30年・40年と親が当たり前のように家事の全てをやってくれる。しかもお金も入れない(入れても1人暮らしのコストからすれば、ごくごく僅かなもの。親もコスト負担を要求しない)ローコストで生きていけることは悪いわけではないのですが、ヒトの善意に鈍感なヒトを増やしているように見えます。道徳的な教育を相当念入りにやらないといけない時代になったのではと感じます。

もちろん、個人がどのようなライフスタイルを取るかを否定することはできないのですが、問題は、「感謝することができないヒトが会社に与える悪い影響は無視できない」ということです。単にワガママで、自分は助けてもらうのに、ヒトを助けたりはしないという歪な行動に疑問を感じないヒトがいると、会社はそのヒトに振り回され、疲れてしまいます。

自分の仕事さえ終われば良い。この考え方が会社に蔓延するのは危険です。一緒に仕事をする仲間に対して無関心になっていきます。恥ずかしながら、弊社もそんな傾向がありました(まだ解決途中でもあります)いかに自分が得をし、それ以外の手間(他者への協力)を最小限にするというのは合理的な考えではありますが、やはり、それではヒトはついてこないし、先輩がそんなヒトであれば後輩は、その先輩をリスペクトしないでしょう。

カヤックという会社があります。2年ほど前に、その代表の方の講演をお聞きする機会があったのですが、とても感動したことを思い出しました。下記をHPより引用させていただきます。

 

仲間を助ける力を持て。仲間に助けてもらう勇気を持て。

カヤックの仲間に対する考え方です。

インターネット、パソコン、スマートフォン、様々なツールが登場し、個人の働き方は以前よりも自由になりました。

カヤックも創業期から「旅する支社」という制度で、働く場所を問わないワークスタイルを積極的に行っていますし、個人の働き方も年々自由度が増してきています。たとえば、週休3日の社員もかなりの人数になってきました。ちなみに、週休3日は、子育てをしている人たちにとってはかなり喜ばれています。収入が多少下がっても、平日の週1日を自分の趣味にあてたいという人も増えてきました。社会の変化により、個人の趣向も、多種多様になっていたということではないでしょうか。

そんな中でも、カヤックの社員には、共通した美学があります。

それは、「自分のことだけ考えている人は、美しくない」と思う人が多いということです。「仲間が困っていれば助ける」ということを自然にできる人が多いのです。

そもそも個人で自由に働ける時代に、あえて組織に属するということは、そういうことなのではないでしょうか。時には助け合い、時には本気でぶつかり、そういった人と人との関係の中にこそ真の成長はある。それこそが、個人が組織に所属することの価値です。だからこそ、仲間に最もこだわり、仲間を最も大切にする、そんな組織に、カヤックをしたいものです。

久しぶりに、上記を思い出し、目にしてみると、涙が出そうになりました。ああ、やっぱりそうだよなと素直に思います。会社で一緒に仕事をするということの意味は、助け合うことにある。かっこよく言えばチームワークが感じられる組織でなければ会社とは言えない。

だから、冒頭の2つのVALUEに寄り添えるヒトと一緒に、仕事を楽しめれば良いなと思います。

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会社にガンダムを飾る是非はさておき、寄り添える関係性を作っていくことの素晴らしさを↑で表現してみましたよ。

わるくないでしょ?

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