ザイパブログ

2016年も気がつけば、あと僅かですね。

個人的にも会社的にも、多くのトライを試みた1年でした。正確にいえば、次に進むための実験をひたすらやり続けた1年だった気がします。実験で上手くいく・いかないは結果論であり、結果を知るために実験をするという感じです。

モヤモヤした気持ちを引きずって後で悔やむくらいなら、どんな結果でも構わないので『結論』を得ておこうということです。上手くいく・いかないは、二の次のこと。とにかく試す。行動しないと何も変わらないから。2年がかりで、ようやく目が出たプロジェクトもありました。2年間、何も文句を言わずに付き合ってくれたスタッフには頭が上がらないです。ありがとう。

試すためにいろんな準備をする。そのなかで見えてくるものは多く、改めて仕事というものは、行動によって変わるものだと感じています。行動することでしか見えてこない。たくさん失敗した1年でもありました。社内でも『2016年は2017年のための準備期間』と、ずっと言い続けてきたので、目に見える華やかさはない1年だったかもしれません。

そのなかで残念ながら失ったものもたくさんありましたが、その分自分が守らなくてはいけないモノ・譲ることはできないモノも見えてきました。46歳にして、ようやく少し大人になったかな？とも思います。大人になった分、理解できるようになった言葉もあります。

最近は、スタッフが何気なく話してくれる言葉やアドバイスが響きます。ああ、そういうふうに思っていてくれたんだな、と改めて感心することが増えました。ずっと、一緒に頑張ってくれる、長く時間を共にしているスタッフは、自分（奥田）の変化を見ながら、言うべきタイミングを待っていてくれていたのかもしれません。恥ずかしながらスタッフの言葉に救われています。ありがとうとしか言えません。

苦楽を共にしてくれる仲間からのありがたいメッセージだと受け止め、やるべきことを粛々とやっていこうと考えています。

12月に入ってから、あるスタッフが語ってくれた言葉がずっと離れないので、記しておきたいと思います。

『楽しいときのムードメーカーは要らない。しんどいときのムードメーカーが大切なんだ。』

経営者や幹部層の方は、特にしんどいときのムードメーカーでなくてはいけない。しんどいときでも笑顔、行動は変えない。あたふたしない。書けば当たり前のことですが、なかなか難しいことでもあります。

誰もが苦難の渦中にいるときは、冷静になれないものです。でも、その苦難も外部から客観的に見れば誰もが経験することであったりもしますし、もっとしんどい体験を潜り抜けてきた方もたくさんいます。乗り越えられない苦難を神様は与えないというような言葉もありますが、なるほど、とようやく思えるようにもなりました。むしろ自分は、どこまでいってもツイていると思います。実力を遥かに上回る運に活かされてきたように思います。

運の良い間に、いろいろ進めていこうと思います。行動を止めずにチャンスを自ら作っていく2017年にしていきます。その結果、苦楽を共にしてくれるスタッフの待遇を上げていきます。1年前にも書いているのですが、時間あたりの賃金をとにかく上げていきたいです。年収÷投下時間の最大化です。ここはぶれたくないですね。やり抜きたいと思っています。

2017年は新たにやることが決まっている案件もあるので、やっぱり大変になるかな〜と思いますが、楽しんでやっていこうと思います。何とかするし、何とかなるさと。締めくくりは、46歳のおっさんよりも女性の方がハッピーな感じもしますので、こんな写真で締めたいと思います。今年1年ありがとうございました。