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【ザイパブログ】ザイムパートナーズスタッフのブログ

2016/12/03

多様な正社員とザイムパートナーズ

12月第2週は、人前でちょっとお話しする機会があります。100名以上が参加されるということで、ワクワクしますね。みんな、そんなに俺に逢いに来たいのかい?仕方ないな、ベイビー・・・と調子に乗りながらも、真面目に独りリハを続けています。何度やっても60点ですね、今時点では。

 

本番当日には100点になっているはずです。こう見えて、やればできる子(オジサン)なので。その準備をしながら、自社のことを考えていたので考えを整理する意味で記しておきます。

 

tayounajinzai

多様な正社員』 という言葉をご存じでしょうか?イメージとしては、パート以上正社員未満になるのですが、ポイントは無期雇用(期間の定め無し、いわゆる契約社員ではない)で、何らかの事情で通常の正社員と同じ仕事ができない社員です。

 

分かりやすいケースでは、子育て中のママです。残業ができない。1日8時間はムリ。だけど能力とやる気がある。こういうケースで、今までであればパートか正社員かのいずれかしか選べない会社が多かったのでしょうが、その中間的な位置づけとして存在する働き方です。子育てが一段落したら正社員へ昇格も可能。

 

反対に、通常の正社員がワークライフバランスを考えて(通常は子育て・介護などの家族事情が多いでしょうが、病気の治療などもあるでしょう)、多様な正社員に一時的に移動するというのもアリになります。

 

もちろん、本当に数時間しか仕事できないなら非正規雇用もありえます。ポイントは能力とやる気のある人が、この3つの階層を行き来できることです。人生の時間軸のなかで、仕事を一所懸命やる時期と、そうでない時期がある。それを実現できる環境(仕事スタイル)を会社が用意することになります。

 

もちろん、能力と意欲がある方向けの制度であり、能力も乏しく・やる気もない者を甘やかす制度ではありません。そんなことをしていれば会社は潰れます。社員のワガママを許す制度ではありません。

 

現在、ザイムパートナーズでは、この①多様な正社員からスタートしたばかりのスタッフと、②多様な正社員から正社員へ昇格したスタッフの、2事例が機能しています。③として、通常の正社員→多様な正社員の事例は、まだありませんが、女性比率の多いザイムパートナーズでは、いずれ出てくるのでしょう。

 

いろんなことが課題であり、実験であり、できる限り実現したいと考えています。ただし、無制限にワガママを受け入れるわけでもありません。やはり、このワークライフバランスを実現する仕事スタイルの循環を実現するには、根本の通常の正社員を筆頭とした協力が絶対に必要なわけで、その協力をする価値があると周囲が認めるヒトだけが許される会社でないといけません。会社はいろんなことを許容しつつも、厳しい存在でなくてはいけない。そこは、どれだけ人材不足になっても曲げてはいけない。

 

私は、会社は楽しさを共有する場所ではなく、苦楽を共有する場所だと考えています。楽だけを共有する関係というのは利害が絡まない関係です。会社は利益を得ることが目的の組織ですから、当然に利害が絡みます。社内外を問いません。楽だけを求めるヒトは、潰れていく会社に行けば良いのです。何も残らない・何も続かない場所で、続かない楽しさを追えば良いのです。(経済的なセーフティネットがあるなら継続は可能です。ただし、そのセーフティネットが続く保証はどこにもない。)

 

そのかわり、会社としては苦しいことも一緒にやってくれる代償として、相応の報酬を払わなくてはいけない。会社と個人の関係をシンプルに考えれば、これだけなのだと思います。

 

そこからブレないようにしたいな・・・と考えながら、セミナーの準備をしています。自社事例があるので、思い入れのある内容でお話しできると思います。名古屋でも12月13日にあります。俺に愛に恋よ(逢いに来い)、と自分を追い込むためにも調子に乗っておきます(笑)

 

その前に、2日後の自社セミナーも頑張らなくては・・・。いろいろとやっていますが、一つ一つクリアしていくのが楽しいです。苦しいけど楽しい。乗り越えるから楽しいのだと思います。仲間と乗り越えれば、もっと楽しい!それを信じて、会社を盛り上げていこうと思います。

 

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