ザイパブログ

税務チームの高木マイです。

私が税理士試験の勉強を始めたのは、ママになってからです。
その時は、上の子どもが小学校一年生で、下の子どもは保育園の年少でした。

ママが資格の勉強をするこということ
当時、派遣社員として一般事務の仕事をしていたのですが、やっぱり資格を取って、
キャリアアップしたい！正社員になりたい！という思いから税理士試験を目指すこと
にしました。

税理士試験は、取得までに何年もかかる資格です。私の場合は、６年かかりました。

６年の間に、派遣の仕事を辞め、ザイムパートナーズに正社員として入社しました。

時間もお金も結構かかりましたが、私が６年間税理士試験の勉強を続けられたのは、
ママだったからかもしれないな。と思うことがあります。
勉強している姿を子どもに見せている以上、ちゃんと合格して、ゴールするまでは
やめるわけにはいかない。という意地みたいなところが正直に言うとありました。

家事 × 育児 × 仕事 × 勉強
「子どももいるのに、税理士になって、すごいね」とよく言っていただくのですが、
私の場合、“子育てママ”と言っても、実はちょっと事情が違いまして…。

税理士試験を目指す前のことですが、離婚して子どもと一緒に実家に戻っていたので、
資格の勉強をしていたときは（今もですが…）家事はすべて親任せ。子どもの習い事の
送り迎えもしてもらっていました。
さらに、土日は専門学校に通って勉強をしていたので、ほとんど家にはいませんでした。

一般的なママから見れば、「家事もしない。子どもの面倒も見ない。母親として何もして
いない。」と思われていたでしょうし、実際、そんなことを言われたこともあります。

まぁ、おっしゃる通りなのですが。
うちの子ども達も私のことをそんな風に思っているのかな。と思って聞いてみると、
「は？何言ってるの。そんなの当たり前じゃん」って感じでした。

きっと、私が居ない間に、私の両親が子ども達に「ママは頑張ってるよ」みたいな
ことを言ってくれていたのだろうなと思います。

それからは、「ウチのことはウチにしか分からないし、他所のママと同じように
できなくてもいい」と開き直ることにしました。

両親への感謝と子ども達に分かってもらえること。これさえあれば大丈夫。
他所の目を気にするなんて意味のないことだと思うようになりました。

私の場合は、周囲にとても恵まれていて、仕事と勉強に専念できる環境だったのですが、
子育てをするだけでも、周囲の協力は絶対に必要です。
ましてや、仕事もして、勉強もして、、、。１日２４時間で足りるわけがないのですが、
みんな一律平等に１日は２４時間しかありません。

実際、周囲の協力が十分ではないため、資格の勉強をしたくても、仕事をバリバリ
やりたくても、セーブせざるを得ない状況にいるママがほとんどなのだろうと思います。

自由度を上げるために資格を取る
ザイムパートナーズに入社して、８年目になりました。
子ども達は、高校生と中学生になりました。

　●やりたい仕事ができること。
　●仕事を通じて様々な経験ができること。
　●一つの会社に長く勤めながらキャリアを積むことができること。

資格のおかげでこれらを実現することができています。私にとって税理士という資格は、
人生の自由度を上げてくれるものだと実感しています。もちろん、経済的な自由度もです。
シングルマザーだけど、子ども達を大学に行かせたいし、やりたいことをやっていいよと
言ってあげたいから、これからもさらにキャリアアップしていきたいです。

　　そして、それを実現してくれる会社があり、その会社に居場所があること。

これを保持するためには、自分自身が会社に有益な人材であることが必要ですが、
それもまた、私の場合には、資格が担保してくれている部分が大きいと思います。

振り返ってみると、税理士試験の勉強中はとにかくがむしゃらで大変だったなという
記憶しかありませんが、今となっては、資格を取って良かったなと心から思います。

資格や勉強に限らず、何をするにしても、できない理由を並べるのではなく、
できそうな可能性を探す人でありたいと思います。

周りの人は振り回されて大変かもしれないですが…。いつもすみませんm(_ _)m

高校生の息子と中学生の娘です。今年もよさこいでお祭りに出ました☆